スローフォト研究所

写真時間を愉しむ

LOMO'INSTANT開封レポート

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こんにちは、所長です。

 

Lomographyより話題のインスタントカメラ「LOMO'INSTANT」が発売されました。

 

何を隠そうこのワタクシ、クラウドファンディング「CAMPFIRE」での「LOMO'INSTANT」開発資金に出資しておりまして、出資のリターンとして一足先に手に入れていたのですよ。

 

バタバタしていてなかなか手を付けずにいましたが、ようやく開封しましたので簡単にご紹介しますね。

 

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▲こんな感じのセットで届きましたよ。

 

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▲結構大きさがありますが、プラスチック製なので軽いです。
ただし単4電池を4本使用するためそこそこ重みがあると思います。

 

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▲レンズは交換式ではなく、本体のレンズにネジ込式で装着するタイプ。
左からポートレート・クローズアップ・フィッシュアイとなっております。

 

フィルムはチェキでお馴染みのinstax miniを使用するので、入手には困らなそう。

 

この他にストラップ・フラッシュ用カラーフィルター・マニュアルなどが同梱されていました。

 

さっそくこの週末にでも使ってみたいと思います!
使用感などについてはまた記事にしますね。

 

写真散歩のときに心がけたいこと

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こんにちは、所長です。

 

涼しいを通り越して寒くなってきましたね。

暑いよりは活動しやすいこの季節、写真散歩なんていかがでしょう?

 

今日は散歩写真をする際に心がけておきたいことを紹介しますね。

 

「ハレ」と「ケ」

日本を代表する民俗学者柳田国男さん(明治八年〜昭和三十七年)は「ハレとケ」という言葉で日本人の生活感を表しました。「ハレ」は正月や祭りや儀礼などの非日常のことで、豪華に着飾り飲み食いをしました。「ケ」は「ハレ」以外の質素な日常で、日本人はこの二つを分けて生活のリズムをつくってきました。晴れ着や晴れ姿という言葉が今でもありますが、この「ハレ」からきているのです。(お散歩写真概論 p.34)

 カメラを持って散歩していると、ついつい有名な建造物や珍しい光景を撮ってしまいますよね。

それはそれで楽しいんですけど、それは「ハレ」の写真。
良くも悪くもありきたりの無難な写真になりがちです。

 

そこでちょっと視点を変えて「ケ」の写真を撮ってみませんか?

観光スポットと呼べないような商店街、下町の住宅地にあるナゾの植木(ワタシは下町ガーデニングと読んでます)、不思議な看板など、普段の生活の中には面白いものがたくさん隠れています。

 

そういう「日常に潜むお宝」を見つけるのも、写真散歩の楽しみの一つですよ。

 

▼ふと上を見上げると窓からイヌが顔を出してたり。

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▼下町ガーデニング代表のアロエ的な植物。これはまだおとなしい方。

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▼ちょっと素敵な看板。

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【写真展】マイケル・ケンナ写真展 @西武渋谷店

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こんにちは。主任です。
渋谷の西武デパートで開催された、世界で一番売れている写真家(byデパートの人)、マイケル・ケンナの写真展に行きました。

白黒の風景写真はグラフィカルなだけでなく、幻想的な静けさがあります。
人が写っていないからなのと、空や水のもわんとした階調がそう感じさせるのでしょう。自分はいつもカラー写真ばかり撮っているのですが、この写真展をきっかけに白黒写真も撮ってみたくなりました。

会場がデパートの高級品が沢山売っているフロアだったので、じーっとディテールを見ようと集中するものの、通り過ぎるお客さんの会話がやたらバブリーで耳を持って行かれました(苦笑)

西武デパートの後に、乃木坂のギャラリーで展示されます。
作品世界にじっくり浸るなら、ギャラリーでの鑑賞がいいかもです。


JOURNEY WITHOUT END - 終わりなき旅
[会期] 2014年11月3日(月・祝)- 12月6日(土)
[会場] ギャラリー・アートアンリミテッド(東京・乃木坂)
http://www.artunlimited.co.jp/

モノクロームの叙情 マイケル・ケンナ写真展
[会期] 2014年10月21日(火)-11月3日(月・祝)
[会場] 西武渋谷店 B館8階 特設会場、美術画廊
http://www2.seibu.jp/wsc/020/N000069278/0/info_d

【いってみた】ファンシー廃墟清里 〜所長編〜

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こんにちは、所長です。

 

先日の主任の記事に引き続き、私も「ファンシー廃墟清里」の記事を書いてみます。

 

感性が似ている二人ですが、それぞれの写真を比べてみてくださいね。

 

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【いってみた】ファンシー廃墟清里 〜主任編〜

清里高原は、山梨県北杜市周辺に広がる高原である。八ヶ岳の南麓に広がる観光地として有名である。 by 清里高原 - Wikipedia

 

こんにちは、主任です。
80年代、清里にはタレントショップが並び「高原の原宿」とも称される、乙女達憧れの避暑地でした。

 

あれから30年…(綾小路きみまろ口調)

 

どど〜ん!

 

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乙女達の夢の跡は残酷なまでにファンシーな廃墟になっていました。。。


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この時計台の下でかつての乙女達はドキドキしながら待ち合わせをしたのでしょう…。

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実際は普通に観光地です。ただ、閉まっている建物が多いだけなの…。

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沁みるフォント。

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ぼくは元祖ゆるキャラだモー。

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雨が切なさを引き立てます…。

 

もの悲しい写真ばかりですが、主任はノリノリです!
夏の賑わいが一段落し、センチメンタルな空気に包まれる秋。 
清里で時代の移ろいを感じてみては?

【やってみた】一人フィルムスワッピング

一人フィルムスワッピング

 

 

こんにちは、所長です。

 

「フィルムスワッピング」という言葉をご存知でしょうか?

 

文字通り「フィルム」を「スワッピング(交換)」するという意味で、誰かと撮影し終わったフィルムを交換し、そのフィルムを使用して再度撮影をする、という遊びです。

 

1本のフィルムで2度撮影するため写真は多重露光となるわけですが、何が写っているか分からないフィルムを使っての撮影となるため、予想外の写真が撮れてしまうのが魅力。

 

フィルムカメラならではの遊び方ですね。

 

さて今回は一人フィルムスワッピング(交換してないけど)をやってみましたので、そのやり方と撮影した写真のご紹介をしますね。

 

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【写真集】 photograph / 濱田祐史

こんばんは。スローフォト研究所の主任です。本日ご紹介する写真集はこちら。

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濱田さんの写真を知ったのは、FACEBOOKのタイムラインで、
芝浦にあるPHOTO GALLERY INTERNATIONALで開催された個展
「Pulsar+Primal Mountain」についてシェアされていたのがきっかけです。

人気のない景色に光が束になって描かれる瞬間、ありふれた街角が神々しく輝きます。
この写真集を眺めていると、私たちを取り巻く日常は、
普段は目に見えない美しい光で溢れているのだと気づかされます。
朝や夕方など日差しの傾く時間が待ち遠しくなる一冊です。

photograph_sign代官山TSUTAYAで発見。最後のページにサインが入っていました。やった〜♪